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ウェットコーティング

フィルム素材と塗材の多彩な組み合わせで新たな機能性フィルムを提案

ウェットコーティング技術とは?

コーティング装置概略図「ウエットコーティング」とは、有機溶剤や液体に溶解された樹脂を、ベースフィルム上に均一にコーティングする技術です。仕組みとしては凸版印刷(非画線部を凹、画線部を凸にして凸部にインクをつけ、紙に転写する方式)に近いものと言えます。
主に金属を付着させるための「ドライコーティング」と異なり、「ウエットコーティング」の場合はさまざまな種類の溶剤や樹脂を組み合わせることで、あらゆる方向から目的に応じた機能付加にアプローチすることが可能です。そのため、「どの材料(樹脂及び溶剤)を選び、どのように組み合わせるか」が技術者にとって大きなテーマとなります。

ウェットコーティング技術を支える先端設備

  • クリーンルーム

    ウエットコーティング加工のプロセスでホコリなどが付着しないよう、業界に先駆けて最新鋭のクリーンルームを導入してきました。クリーン度は、コーティングヘッド部でクラス100(米国連邦規格)、クラス5(ISO・JIS規格)を実現。高度なクリーン設備によって、生産工程での厳しいクリーン化ニーズに対応しています。

  • 2000mm巾の加工機器

    ウエットコーティングを施すフィルムは通常1200mm〜1400mm巾のものが主流ですが、当社では2000mm巾の加工機器も保有。近年増えつつある「広幅のフィルムを納品してほしい」というお客様のご要望にもしっかりお応えすることができます。

ウェットコーティング技術による機能付加と、その主な用途

  • ハードコート性- タッチパネル、電子機器、家具など

    ウエットコーティングによって付加できる基本の機能。電材や建材の表面にキズがつきにくくするためのフィルムで、身のまわりのあらゆる製品に使われています。

  • 帯電防止性- 電子機器など

    ホコリなどを付着させる静電気を防止するフィルム。

  • リリース(剥離)性

    ステッカーの剥離紙をイメージすると分かりやすいと思います。その紙の部分をフィルムに置き換えて、電子材料等に使用されています。

  • 易接着性印字適性

    文字などを印刷するのに適したフィルム。

  • UVカット性赤外線遮断性- 自動車や住宅などの窓

    断熱や遮光、破損時の破片飛散防止などを目的とした、自動車や住宅などの窓に貼るフィルム。

  • 抗菌性- キッチンシンクや、システムキッチンの化粧板など

    雑菌の繁殖を抑制する材料を含有させ、抗菌機能を持たせたフィルム。

ウェットコーティング技術の未来

現在、私たちが取り組んでいるのはハードコートフィルムのラインナップを充実させ、さらに新たな機能性を付加することです。例えば、キズがつきにくく指紋が目立たないようなもの、ハードコート性を保ちながらも柔軟性があって曲げられるもの、など。お客様からは「ハードコート」+「α」の機能を求められているため、そのご要望にお応えできる機能性付加の展開を考えています。

時代のニーズを的確に掴みながら、フィルム素材と塗材の多彩な組み合わせで新たな機能性フィルムを提案していくこと。それが私たちの役目であり、今後もウエットコーティング技術を駆使しながら日本のものづくりに貢献していきたいと思っています。

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